ブリジストンが来年、2008年3月1日からPOTENZAブランドの新商品としてPOTENZA RE‐11(ポテンザ アール イー イレブン)を発売するようです。
プレス発表の「街乗りからサーキット走行まで、実感できる速さと楽しさを追求した」という文言とRE01-Rとの比較(ラップタイム、対磨耗性)がフィーチャーされているところを見るとRE01-Rの後継タイヤのように思えますね。以下、プレス発表によるブリジストン ポテンザ RE-11の特徴です。
ブリジストン ポテンザ RE-11の採用技術と商品の特徴
・非対称形状採用で、コーナリング時の接地性が向上
ぱっと見、ブリジストン ポテンザRE-11のトレッドパターンがミシュランパイロットスポーツPS2に似ている事に驚きました。今までのブリジストン製ハイグリップタイヤとは違い(失礼!)、結構期待できそうなトレッドパターンですね。
・シームレスステルスパタン採用で、グリップ向上とウェット性能の確保を両立
RE-01Rで日常使用時に問題視されていた排水性を高める為か、新しいRE-11ではセンターにワイドストレートグルーブを設け、更にリブレットウォールもRE-01Rより大幅に太くなっています。ポテンザRE-11のハイドロ耐性は大幅に向上しているように見えますね。
・新品時のハイグリップが周回を重ねても持続
以下、ブリジストン プレス発表からの引用です。
「添加剤を配合したRE‐11専用の新開発コンパウンドを採用しているため、操舵時のレスポンスとコーナリング時のハイグリップ(高いレベルのグリップ)を達成。ま
た、非対称形状、シームレスステルスパタンの効果により、周回を重ねても高い走行性能が持続。RE‐01R以上にサーキット走行を長く楽しめます。」
街乗りから・・・と謳っている割には限界性能に関する言及が多いですね。ただサーキット走行する人、特に自走してそのまま帰ってくるような人には今度のポテンザRE-11は受けそうな感じがします。GTIのサーキットトライアルもSタイヤ禁止みたいですから、GTI乗りでも履く人が出てくるかもしれませんね~
ブリジストン ポテンザ RE-11の性能評価結果
ブリジストン新ポテンザRE-11はブレーキ性能、ラップタイム共にRE-01Rを上回っているようです。詳しくは↓こちら。
ブリジストン POTENZA RE-11(公式プレス発表)
ブリジストン ポテンザ RE-11のサイズラインナップ
ブリジストン ポテンザ RE-11は全31サイズがラインナップされるとのことです。以下、販売予定の全サイズリストになります。
275/30R19 92W
275/35R19 96W
245/35R19 89W
265/35R18 93W
255/35R18 90W
245/40R18 93W
235/40R18 91W
225/40R18 88W
245/45R18 96W
225/45R18 91W
255/40R17 94W
245/40R17 91W
235/40R17 90W
215/40R17 83W
245/45R17 95W
235/45R17 94W
225/45R17 91W
215/45R17 87W
205/45R17 84W
225/45R16 89W
215/45R16 86W
205/45R16 83W
225/50R16 92V
205/50R16 87V
205/55R16 91V
205/50R15 86V
195/50R15 82V
165/50R15 73V
195/55R15 85V
165/55R14 72V
185/60R14 82H
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ブリジストンプレス発表内容:ブリジストン、ニューポテンザシリーズを発売