東京モーターショー2007(その10) ロータスエリーゼ&マセラティグランツーリスモの画像
東京モーターショー2007、最後の記事は「ひょっとしたら将来買うかもしれない」ロータスエリーゼと「絶対に買う機会(予算)は無いであろう」マセラティの新作、グランツーリスモを中心に紹介します。
オレンジのカラーがとてもよく似合う上記エリーゼの写真はロータス エリーゼSCになります。エリーゼRの220PSバージョンとしてスーパーチャージャーを搭載しているエリーゼSCは、新形状のリアスポイラーと個性的なデザインのアルミホイールが主な識別ポイントです。エリーゼSCに採用されているスーパーチャージャーはイートン社製のM45ユニットでインテークマニホールド一体型のコンパクトなユニットです。初期型や現行のベースモデル(エリーゼSなど)と比べれば重量化しているものの車重はわずか903kgに収まっており、0-100は4.6秒、最高速度240Kmのパフォーマンスを誇っています。
最近ではワンメイクレースなども盛んになってきているエリーゼですが、私の周りでも本気で走りこんでいる人の中に「いずれエリーゼ(もしくはエキシージ)を・・・」という人が多い気がしますね。500馬力近いチューニングカーやポルシェもいいですが、こういう車を乗りこなしているおじさんも中々格好いいですよね。何はともあれこの軽さとボディ剛性、玄人好みのサスペンションセッティングと他に変わるものが無い一台であることは間違いないでしょう。
お次はエリーゼの兄弟車でよりGT的な性格付けをされているロータス ヨーロッパSです。展示車両はLXというグレード?みたいですが、このあたりはあまり詳しくないのでよくわかりませんが、内装もホワイトレザーで統一され特別仕様車のような雰囲気でした。
かつての名車であるヨーロッパの名を冠しているとはいえ、昔のヨーロッパとは大分趣が違いますね。今回ヨーロッパの現車を始めて見たのですが、写真やテレビ(カーグラTV)で見た印象よりも格好良いジャン!と思ってしまいました。GT的な味付けとは言え、ピュアスポーツ中のピュアスポーツであるエリーゼとの比較ですので、一般的な基準で見ればかなりスポーティな車なんでしょうね。事実このヨーロッパはエリーゼ/エキシージなどに比べ装備品が豪華になったりしているものの、車重はギリギリ1トンを下回る995㎏に収まっています。
お次はマセラティ グランツーリスモです。展示場所の関係もあったのか、グランツーリスモの受けがよかったのか東京モーターショーでのマセラティブースは大盛況でしたね。実はマセラティにとっては日本市場は北米、イタリア本国の次に売り上げ上がっているようでイタリアとの差も軽微なものだとか。。。なんか意外ですよねっていうか、なんだかんだで日本はお金持ち多いのだなと再認識。まぁ・・・年末ジャンボ当たっても買わないでしょうが、totoBIGが満額当たれば買うかもしれません^^;
マセラティ グランツーリスモはマセラティ・クーペの後継車でV8 4.2リッター、405馬力のエンジンを搭載し前後重量バランスも49:51と豪華さだけでなく走行性能も先代より大幅に進化しているモデルです。でもまぁこの車の美点はそんな薀蓄より↓に尽きるでしょう。
これぞ「クーペ」というべき流麗なボディラインですね。例によってデザインはピニンファリーナです。うーん、綺麗。実際行った時もしばらくぼんやり眺めておりました。。。
やはりモーターショーは写真だけでなく実際に行かないと駄目ですね!次回開催の時には息子を連れて行こうと思います。
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