オイルをMOTUL 8100 X-CLEANに交換 - モチュールの良さとは
前車のBNR34では400馬力超えということもあり、エンジンオイル管理には非常に気を使っていました。特に熱ダレや高負荷時のエンジン保護性能はエンジンオイルによって雲泥の差があります。
当時私が愛用していたのがモチュール社(MOTUL)のダブルエステル仕様の モチュール 300V COMPETITION でした。モチュールはエステル系オイルならではの保護性能もさることながら、洗浄能力/熱ダレに強いという特性もあるのでハイパワーターボ車にはぴったりなんです。
最近ではモチュール以外にも高品質なエステル系エンジンオイルが増えていてBMWやポルシェオーナーの間で話題のパワークラスターや、一部のコアなチューナーからの支持が多いNUTECのインターセプターなどもエステル系です。どちらもまだ試したことはありませんがパワークラスターはモチュールなどに比べて分子が細かく圧縮抜けした古いエンジンなどにも有用らしく、NUTECのインターセプターはモチュールの8100シリーズ同様、ロングライフ対応の製品もラインナップしているようです。NUTECは知り合いの店でもお奨めとして扱っているのでそのうち入れるかもしれません。
昔は「エンジンオイルは安いオイルを頻繁に交換するのがいい」と言われていましたが、今はモチュールのようなレーシングスペックの上質なエンジンオイルが安価で手軽に入手できる環境では必ずしも当てはまらないように思います。ディーラーなどで交換しているエンジンオイルは、高級外車を扱うディーラーなどにおいても大したものは扱っていないもので、おまけに非常に高価です。私の感覚ではディーラー指定のオイル交換コストで2ランクぐらい上のモチュール等の高品質エンジンオイルが手に入るので、ディーラーではオイル交換はしませんね。まぁモチュールなど、トップグレードのエンジンオイルはその分コストはかかりますが、良いオイルをある程度の周期で交換するのが、故障予防などの観点でもいいと考えています。
で、GTIのエンジンオイルですが。VW車はゴルフに限らずカストロールのロングライフ・低粘度オイルを純正交換指定していますが、純正エンジンオイルとしてはそこそこの性能のこのオイルも、GTIなどのハイパワー車に最適かと言われると疑問符がつきます。かと言って、最新の直噴エンジンなのでエステル系モチュールで極力純正の特性に近い物を・・・と探していましたら・・・ありましたよモチュールで^^;
しかもこのモチュールのエンジンオイルはVWのアプルーバルを取得しているので、交換後の保証面でも心配ありません。具体的にはモチュール300Vシリーズではなく、モチュール8100シリーズと呼ばれるロングライフ系オイルで、私が選択したのは5W-40の モチュール 8100 X-CLEAN という商品です。
モチュール8100に交換したのは1500キロほど走行した後でしたが、モチュールオイルに交換後エンジンの吹け上がりも滑らかになり、何より精神衛生上モチュールが入っているという安心感が最大の効果でしょうか^^;
モチュールは長くゴルフⅤを乗られる方にはGTIに限らず、お勧めできるエンジンオイルだと思います。
チューニングエンジンにはこちら → モチュール 300V COMPETITION
ノーマル(+α)の方にはこちら → モチュール 8100 X-CLEAN
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