東京モーターショー2007(その3) アウディR8とRS6
新型A4に続き、東京モーターショーアウディブースの中からハイパフォーマンスモデル二台を紹介します。
最初は今年7月に発表されたばかりのアウディR8です。R8は皆さん御存知のルマン24時間耐久レースで勝利したマシンの名を受け継ぐアウディのモンスターミッドシップです。ターゲットはポルシェ911、その中でもR8がミッドシップクワトロという駆動方式を採用していることから、同じ四輪駆動のカレラ4あたりとの比較記事が目立ちますね。
発表されたばかりのスーパースポーツを間近で見れることは嬉しい限りなのですが、R8は注目モデルということと子供などに人気があるため、展示車の前はご覧の通り・・・。落ち着いて見れません
もう少し離れた位置からR8のフロントマスクを眺めたかったのですが残念・・・
アウディR8の運転席です。全般的にアウディらしく綺麗にまとまっているのですが、ステアリングホイールが・・・。個人的には997で「乗用車」のようになってしまったポルシェ911のコクピットよりも断然良いと思いますね。ちなみに奥に見えるシフトレバーらしきものは「Rトロニック」と呼ばれるシーケンシャルトランスミッションです。youtubeでこのRトロニックの動作音が聞こえる動画があるのですが、甲高いカチカチ音でちょっと安っぽいですね。ちなみにこのRトロニックはVW/アウディグループのDSGとは全く違う機構で、ランボルギーニ系統(eギアだっけかな)の技術が使われているトランスミッションです。何気にプラットフォームもガヤルドと同じとか・・・。
ミッドシップマウントされるR8のエンジンはRS4の4.2リッター直噴エンジンをドライサンプ化したものと言われています。馬力もRS4同様420馬力を誇り、ライバルの911と比べるとかなりパワフルですね。R8のこのエンジンは直噴化していることや排気量、パワーとスペック面では911に勝っていますね。
R8のリアビューです。こうやってみると中々迫力あるリアビューですが(フロントもそうなのですが)なぜかあまりオーラは感じませんでしたね。綺麗にまとまり過ぎているという意味では、かつてのNSXに似た「普通感」が漂っているように思うのは私だけでしょうか。
最後におまけ・・・というには大物のRS6アバントです。A6のデザインは間延びしているようであまり好きではないのですが、さすがにRS6は格好良いです。このデザインに白の展示車というのも中々goodですネ。アバントの発表が先というのもアウディらしいですよね~。
クワトロGmbHが手がけるRS6アバントのエンジンは5.2リッターV10エンジンにツインターボが組み合わされ、パワーはアウディ最強の580馬力、650Nmを発揮。0-100km/h加速は4.6秒を誇る化け物です。まぁtotoBIGでも当たらない限り買うことは無さそうです^^;
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参考記事:東京モーターショー2007 アウディ R8
参考記事:アウディ・ミッドシップスポーツカーR8発表
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