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ヨコハマ タイヤ ミシュラン

2007年12 月30日 (日)

ブリジストン、2008年3月にポテンザブランドの新商品 POTENZA RE‐11を発売

ブリジストンが来年、2008年3月1日からPOTENZAブランド新商品としてPOTENZA RE‐11(ポテンザ アール イー イレブン)を発売するようです。

プレス発表の「街乗りからサーキット走行まで、実感できる速さと楽しさを追求した」という文言とRE01-Rとの比較(ラップタイム、対磨耗性)がフィーチャーされているところを見るとRE01-Rの後継タイヤのように思えますね。以下、プレス発表によるブリジストン ポテンザ RE-11の特徴です。

ブリジストン ポテンザ RE-11の採用技術と商品の特徴

・非対称形状採用で、コーナリング時の接地性が向上

ぱっと見、ブリジストン ポテンザRE-11のトレッドパターンがミシュランパイロットスポーツPS2に似ている事に驚きました。今までのブリジストン製ハイグリップタイヤとは違い(失礼!)、結構期待できそうなトレッドパターンですね。

・シームレスステルスパタン採用で、グリップ向上とウェット性能の確保を両立

RE-01Rで日常使用時に問題視されていた排水性を高める為か、新しいRE-11ではセンターにワイドストレートグルーブを設け、更にリブレットウォールもRE-01Rより大幅に太くなっています。ポテンザRE-11のハイドロ耐性は大幅に向上しているように見えますね。

・新品時のハイグリップが周回を重ねても持続

以下、ブリジストン プレス発表からの引用です。

「添加剤を配合したRE‐11専用の新開発コンパウンドを採用しているため、操舵時のレスポンスとコーナリング時のハイグリップ(高いレベルのグリップ)を達成。ま た、非対称形状、シームレスステルスパタンの効果により、周回を重ねても高い走行性能が持続。RE‐01R以上にサーキット走行を長く楽しめます。」

街乗りから・・・と謳っている割には限界性能に関する言及が多いですね。ただサーキット走行する人、特に自走してそのまま帰ってくるような人には今度のポテンザRE-11は受けそうな感じがします。GTIのサーキットトライアルもSタイヤ禁止みたいですから、GTI乗りでも履く人が出てくるかもしれませんね~

ブリジストン ポテンザ RE-11の性能評価結果

ブリジストン新ポテンザRE-11はブレーキ性能、ラップタイム共にRE-01Rを上回っているようです。詳しくは↓こちら。

ブリジストン POTENZA RE-11(公式プレス発表)

ブリジストン ポテンザ RE-11のサイズラインナップ

ブリジストン ポテンザ RE-11は全31サイズがラインナップされるとのことです。以下、販売予定の全サイズリストになります。

275/30R19    92W
275/35R19    96W
245/35R19    89W
265/35R18    93W
255/35R18    90W
245/40R18    93W
235/40R18    91W
225/40R18    88W
245/45R18    96W
225/45R18    91W
255/40R17    94W
245/40R17    91W
235/40R17    90W
215/40R17    83W
245/45R17    95W
235/45R17    94W
225/45R17    91W
215/45R17    87W
205/45R17    84W
225/45R16    89W
215/45R16    86W
205/45R16    83W
225/50R16    92V
205/50R16    87V
205/55R16    91V
205/50R15    86V
195/50R15    82V
165/50R15    73V
195/55R15    85V
165/55R14    72V
185/60R14    82H

関連記事:タイヤを考える - ミシュラン・ヨコハマ・ブリジストン(RE-01Rのインプレ含)
ブリジストンプレス発表内容:ブリジストン、ニューポテンザシリーズを発売

2007年8 月 5日 (日)

ヨコハマタイヤのdb EUROとS.drive

ヨコハマ タイヤ DNA dB EURO

今回はヨコハマ タイヤの話題です。外車の場合、標準設定の純正タイヤが海外メーカー製のものだったりするせいか、タイヤ交換する時にもそのまま同じブランドを使い続ける人が多いそうです。このブログもいつもミシュランの話題ばかりなので、国産の中で個人的に好印象のヨコハマ タイヤを紹介したいと思います。

ヨコハマ タイヤと言えば走り屋さんの間でロングセラーのADVAN NEOVAや以前紹介したUHPタイヤであるADVAN SPORTがありますが、NEOVAの性能は散々語りつくされている(限界付近でのコントロールが某社に比べて良いなど)ことと、ADVAN SPORTは別の機会に個別に紹介する予定なので今回はより一般的な「ちょっとスポーティ」もしくは「スポーツ&コンフォート」を狙い共に快適性と走行性能の両立を謳っているヨコハマ タイヤの
2商品について書こうと思います。

冒頭の写真はヨコハマ タイヤDNA db EUROです。 メーカーの説明によるとdb EUROは「輸入車を始めとする重量サルーンにコンフォート性能をお求めのお客様に。優れた静粛性と運動性能の両立をお求めのお客様に。」とのことですが、サイズは15インチから19インチまで幅広く用意されていて、実際は高級重量サルーン専用というわけでもなさそうです。db EUROは高級タイヤなんだと言いたいからなのかもしれないけど、こんなこと書かなきゃいいのに・・・って個人的には思います。高級というだけあって価格も高めです。

ヨコハマ DNA db EUROのいい所は謳い文句の「静寂性と運動性能の両立」が高いレベルで実現できていることでしょう。私がdb EURO装着車に乗ったのは釣り仲間のアウディ A4 アバントでしたが、普段うるさいのにに慣れているせいもあるのかdb EUROは本当に静かで落ち着きのあるフィールのタイヤでした。感心したのは特定の路面状況だけではなく、全域で静寂性が高いことですね。おかげで彼の車で釣りに行った帰りはいつも爆睡モードでした。

オーナーであるこの釣り仲間は、わざわざ箱根などに走りに行くようなタイプではなく高速で少々平均スピードが高めなのと固めの乗り心地が好みと言う、普通の車好きタイプの人です。今まではコンチネンタルやミシュランを履いていたのですが、より静かで走行性能もしっかりしたタイヤが欲しいということでヨコハマのdb EUROに交換したようです。私もそうなんですけど釣り人って人種は雨の日に行動したがる生き物なので、車に関してもタイヤのウェット性能ハイドロ耐性などは気にする人が多いのですが、DNA db EUROはそういう面でも今までのタイヤの中でかなり安定性が高く疲れないとのことで非常に満足しているようです。ただ値引きはほとんどなく、実売価格は高いところを維持しています。

ヨコハマ タイヤ DNA S.drive

二本目はヨコハマ タイヤ DNA S.drive です。同じヨコハマ タイヤのDNA db EUROが「コンフォートタイヤなのに高い走行安定性」を謳っているタイヤだとすれば、このDNA S.driveは「スポーツタイヤなのに快適」なタイヤだそうです。

実はこのS.driveは結構評価が難しいです。同じヨコハマ タイヤの中でも価格はDNA db EUROよりかなり安く、グリップ感やダンピング性能に関しても「硬いけど不快ではない」いいところをいっているのですが静寂性に難があります。特に排水舗装などでも耳ざわりな音が車内に入ってくるので、快適かどうかに関して疑問符がついてしまいます。実際、ステージアにこのDNA S.driveを装着していた友人は車内で音楽をよく聞く人であることもあって、同じくちょっと硬めで静かなスポーツタイヤである ミシュラン パイロットプレセダPP2 にさっさと交換してしまいました。

でも基本性能は高いので多少うるさくても、そこそこ飛ばせてコストパフォーマンスに優れたタイヤ欲しいという方にはお奨めかな。ミシュランの同クラスだと一気に価格が上がりますからね^^;

関連記事:タイヤを考える

紹介記事:ヨコハマ DNA S.driveに新サイズが登場

2007年7 月15日 (日)

PS2のウェット性能検証?豪雨の中のGTI

関東地方は台風4号の影響で昨日、今日と雨が続いていますが、その関東地方の中でも「特に雨量が多い」と注意が出ていた千葉県夷隅・安房地方に昨日行って参りました。

目的としては新タイヤのミシュランパイロットスポーツPS2のウェット性能を試しに・・・行った訳ではなく、夷隅地方の野池群にブラックバスを釣りにです。普段はボートを出して湖上で釣ることが多いのですが、今回は釣り仲間から梅雨時に釣果がよくなることの多い野池巡りをしたいとの要望があったので、夷隅に遠征することになりました。

東海地方以西では比較的野池の数もありますが、関東平野にはほんとに野池少ないんです。。。この千葉県の夷隅地方は関東では珍しく野池が多く、前回の釣行時には一日に10匹以上のブラックバスをクランクベイトというハードベイトのみで釣り上げているので、かなり期待して出撃しました。

荷物を積み込んでみてゴルフⅤGTIにしてよかったなぁと改めて思いましたね。二人分のワンピースロッド(継ぎ目の無いルアー用釣竿)をトランクスルーに6本と、二人分のタックルボックス(ルアー入れる箱)、釣り用長靴+フル装備の雨具2SETを入れてもトランクには大分余裕があります。この車体サイズでストレスなく釣りに行けて走りのいい車ってそんなないでしょうね。

話は戻り、行くまでのルートですが。普通に行けば京葉もしくは湾岸経由で館山道から一般道なのですが、東京湾アクアラインから行くと40分~50分時間節約(渋滞回避が一番の理由)できることから、ETC割引でも2,310円という高い通行料を払ってアクラライン→圏央道の木更津東まで高速道路で行くことにしました。圏央道はあちこちで区間開業していますが、アクララインと館山道と連絡する圏央道はまだ開業したばかりで、かつ一区間のみ。この木更津東インターから県道を経由して目的の夷隅に向かうことにしました。

木更津東から夷隅までは複数の県道を経由していくのですが、この道のほとんどが1.5車線から2車線に頻繁に道幅の変わる山道で、同時に関東屈指の豪雨地帯でもあるところです。まるでラリーコースのようなこのあたりの道は普通に走ってもとても楽しいのコースなのですが、さすがに台風の影響で午後からは道のあちこちから水が溢れだし、深い水溜りや道路わきに突如出現した滝の洗礼を浴びることになりました。

感心したのはこの豪雨の中でもウェット性能ハイドロ耐性の高いミシュラン パイロットスポーツ PS2はほとんどグリップを失うことが無かったことです。「ほとんど」と書いたのは、暗くなってから「かな~り深めの水溜り」に気づかずにかなりの速度で進入した際に、一瞬プチハイドロ的な状態になったことがあったからで、あまりタイヤを過信してはいかんなと反省しました。まぁこれはドライバーの不注意の問題ですね(ーー;)

肝心の釣果のほうは散々で、ここ数ヶ月の大減水から急激に水かさが上がったため、バスの活性も相当低かったようです。野池の状態が最悪だったため、帰りがけに荒木根ダムに寄ってそこでようやく釣り仲間が、この日唯一となる40センチ前後のバスを釣り上げ撤収しました。釣りにいったのかレインテストをしにいったのか分からない一日でしたが、雨の日のドライブでもGTIは楽しいですね。。。といって自分を慰めています。

関連記事:他車比較と試乗、納車までの道のり

2007年7 月 8日 (日)

ミシュラン パイロットスポーツPS2 インプレッション

ミシュランパイロットスポーツPS2

ミシュラン パイロットスポーツPS2&CLIMAX EVOの設定も一通り終わったので箱根に走りに行って来ました。行きのルートは首都高→保土ヶ谷バイパス→東名→小田厚→ターンパイク→湯河原。写真は霧中の大観山で撮りました。ん~やっぱり写真のセンスないですね(ーー;)

ターンパイクでは大観山での中間地点あたりに警察がいてちょっとビビリましたが、ペースカーがいたため何事もなく通過(汗)。ペースカーにぶつかるまではそこそこの速度域で登っていきましたが、やはりというかなんというかミシュランパイロットスポーツPS2が確実に路面を掴んでいる感覚がとても気持ち良い。頂上付近はロードスターとBMWの団体さんがいて結構賑やかでした。この後霧を避けるため湯河原方面に下りて海沿いを熱海までのんびりとドライブ。

熱海にある行きつけ?のすかいらーくで休憩して、今度はオレンジライン→湯河原パークウェイ経由で湖尻方面に抜けました。ここでこの日初めてESP(姿勢安定制御システム)を切りやや全開気味にしましたが、パイロットスポーツPS2は相当無茶しないとスキール音すら聞こえてこないですね。かなりいいっす。やはりゴルフⅤGTI+パイロットスポーツPS2の組み合わせだとかなり余裕あります。BNR34に装着していた時の感覚とは大分違います。Rの時は結構簡単に滑ってたような・・・

後半は結構疲れてしまいパイロットスポーツPS2もザラザラになっていたので、のんべんだらりと走っていたのですが湖尻に下りるあたりで元気のいいBMW(3シリーズ)に絡まれ引き離しモードに・・・。初めて実戦でブレンボのフルブレーキングを試しましたが、とてもコントローラブルで安心して踏み込めました。ただダウンヒルにも関わらずフルブレーキングでリアが微妙に引っかかる感触が。リアはちょっと効かせ過ぎかもしれませんね。しばらく様子見て純正に戻そうか考えています。

2007/09/14 追記

サスペンションをザックスレースエンジニアリング製RS1車高調に交換してから、更にパイロットスポーツPS2のフィールがよくなりました。やはりタイヤだけでなく、サスペンションとのバランスも大事だなと再認識しました。RS1は柔らかいバネをショックで締め上げるようなタイプのサスペンションですが、これとPS2が相性いいように思えます。

関連記事:ミシュランパイロットスポーツPS2に交換

2007年6 月25日 (月)

アライメント調整、その他足回りのセッティング

ゴルフ5GTIのほうは第一弾のパーツが一通り組み終わったので初期調整と本格的な走りこみを始めようかなぁと思っています。未だに純正パーツを車の中に放り込んであったり、アライメント調整もしていなかったりと課題山積なのですが、こうやって車を仕上げていく過程が一番楽しいのでじっくり味わいながら取り組んでいこうと思います。

ARC CLIMAX EVO 車高調を導入した際にアライメント調整は実施しているのですが、新品車高調は1000~2000キロほど走り、新品のバネも馴染んできるとアライメントに微妙な変化が起きるので、この慣らし後のアライメント変化にも気を使いたいところです。

今回は純正ホイールの7.5J オフセット+51から、新しく履いたウルトラレッジェーラが8Jの+45と大幅にトレッド長が変わっているのでアライメントや、特に乗り心地に重要な要素であるレバー比などが狂っているはずで、足回りの各ブッシュなどへの負荷を考えると早めになんとかしないとまずいと考えています。皮剥き中の違和感もひょっとしたらこの辺りが影響しているのかもしれないですねぇ・・・

タイヤのほうもパイロットスポーツPS2の225/40 R18がエクストラロードタイプ(通称:EXL or XL = 耐荷重性能強化タイヤ)であることから、空気圧も前後共に若干高めの290に設定しており、最終的にはLIギリギリの270あたりまでの幅でARCサスペンションの減衰調整との具合をみながらセッティングを出していく予定です。

関連記事:ゴルフⅤ GTIの乗り心地

2007年6 月24日 (日)

タイヤをミシュランパイロットスポーツPS2に交換

ミシュラン パイロットスポーツ PS2 装着

長いこと待たされたOZホイールウルトラレッジェーラが先日イタリアから到着し、今日やっとMyゴルフGTIに装着できました。タイヤは待望のミシュラン パイロットスポーツ PS2です。約1年ぶりのパイロットスポーツPS2復帰です。サイズもゴルフⅤGTI純正の225/45 R17から225/40 R18にインチアップ。ブレンボとのマッチングも良い感じで、しばらくニヤニヤ眺めていました。

ミシュラン パイロットスポーツ PS2 装着後200キロ拡大画像

早速ミシュランパイロットスポーツPS2のインプレといきたいところですが、GTI純正タイヤを後ろに積んでそのまま持ち帰ったために車両の重量バランスが崩れまくり、パイロットスポーツの第一印象は「こんなもん?」といった感じ。だた、これだけ後ろに重量物を詰め込んだ状態でも、GTI純正ホイールコンチネンタルであった妙な微振動がパイロットスポーツPS2では無くなっているのでかなり期待できそうではあります(ほんとにネガ要因かは微妙ですが)。

100キロ強皮向きした後で気持ちオーバースピード気味でコーナーに突っ込んでみましたが、やはりミシュランパイロットスポーツPS2はコンチネンタルと比べグリップ、剛性感は比べ物にならないくらい良いです。まあ、当たり前か^^;

生憎東京は本日雨なので、今度ドライコンディションで試してミシュラン パイロットスポーツ PS2をインプレしようと思います。

2007/09/14 追記
やはりミシュランのパイロットスポーツPS2はドライでもウェットでもグリップは安定しており、耐ハイドロ性能も申し分ないですね。7.5Jから8Jにしたことも今の所ネガティブな要素は感じられませんが、扁平率が45から40になっている為、路面からの突き上げは多少きつくなりました。グリップに関してはワインディングで攻め込んだ時もよっぽど無茶しない限りはタイヤが踏ん張っているのが明確に感じられ、サイドウォールの硬いハイグリップタイヤとは一味違うフィールを味わえます。変にこじるような走りをせず、加重をきちんとかけるように心がければミシュランパイロットスポーツPS2はかなりのパフォーマンスを出せると思います。同じ条件で国産のハイグリップタイヤと比べてみたいものです。

ミシュラン パイロットスポーツ PS2

関連記事:ミシュラン パイロットスポーツPS2 インプレッション

2007年6 月23日 (土)

しぶとく残るミシュランパイロットプライマシー

ホイールがSHOPに入荷したので明日ミシュラン パイロット スポーツ PS2と共に取り付けしてきますが、そのインプレの前に前回のタイヤ記事の中で紹介し忘れたタイヤ、ミシュランパイロットプライマシーに関して書きたいと思います。

ミシュラン パイロット プライマシー

写真のタイヤはミシュランのパイロットプライマシーです。セグメント的には後発のプライマシーHPとかぶるタイヤですが、パイロット プライマシーはパイロットシリーズのコンフォートモデルという位置付けであることから、新シリーズとなったプライマシーHPよりも若干スポーツよりの特性を持っています。他のミシュランタイヤ同様、パイロットプライマシーはロングライフで路面に吸い付くようなフィール、全スピード域でのハンドリングレスポンスの良さが光る素晴らしいタイヤで、価格もソコソコしますが一般的な評価も高いタイヤだと思います。

プライマシーHPの発売以降、パイロットプライマシーは徐々に消えていくのかな?と思っていたのですが指名買いで購入する人が多いらしく、地味に評価されながらしぶとく生き残っているどころか依然としてプライマシーHPよりもサイズラインナップが多いようです。最近も18インチ9J対応モデルが追加されるなど、ミシュランはまだパイロット プライマシーを売り続ける気のようでなんだかホッとしました。

今まで国産タイヤを使用していてミシュランを試したいという人にはパイロットプレセダ PP2を奨めるお店が多いのですが、タイヤ交換の際に「ミシュランらしいタイヤを試してみたい」という方には パイロット プライマシー のほうがお奨めですね~

所謂コンフォートスポーツと呼ばれるクラスのタイヤは購入する人の要求仕様も高いケースが多く、中々「これっ!」と奨められるタイヤが無いのですが、同じミシュランの中でもパイロットスポーツPS2ほどのスポーツ性も必要無く、快適性や価格面でコストパフォーマンスを求めるのであれば、パイロット プライマシーは走りも快適性も経済性も非常に高い次元でバランス取れているので、ゴルフオーナーで乗り心地を良くしたいという方は是非試してみて下さい。

ちなみに純正サイズである225/45 R17もパイロット プライマシーはちゃんとあります^^;
純正サイズはこちら↓

ミシュラン パイロット プライマシー

関連記事:タイヤを考える

2007年6 月18日 (月)

ゴルフGTIの乗り心地改善策

ゴルフ5GTIのオーナーは全般的に乗り心地快適性の改善を求める人が多いようです。ゴルフ4のオーナーと購買層が違うであるとか、国産車からの乗り変えが多いからであるとかの説明をする人がいますが、本当にそうかな?と思います。

ゴルフ5GTIの乗り心地の悪さは純正バネとリアショック(減衰力)のアンバランスだけでなく、実はタイヤの問題が大きいのではないかと最近は疑っています。以前はGTIの乗り心地の悪さはショックの問題が大きいと思ってましたが、ARCのCLIMAX EVOに換装した今でもタイヤが原因と思われる微振動が多く、硬い云々以前に乗り心地がよくありません。

面白いのは18インチ化して扁平率も乗り心地に不利と思われるゴルフ5オーナーのほとんどが「乗り心地が良くなった」とコメントしていることでしょうか。交換しているタイヤは乗り心地優先のタイプからガチガチのハイグリップタイプまで多岐に渡っているようですが、一様に乗り心地が改善されているのはある意味不自然です。

昨日も深夜実家からの帰宅のために環状7号線を流していたのですが、40キロ以下のスピード域になると加速状態でも減速状態でも同じような微振動が発生し、乗り心地が急激に悪化します。環状7号線は場所によって路面状態が悪い箇所がありますが、基本的にはそんなに荒れた路面ではないので路面状態によってシビアな挙動を示していた純正ショックの時の問題とは別のような気がしています。

で、何が言いたいかと申しますと・・・ゴルフ純正17インチタイヤのユニフォーミティが低さが乗り心地悪化を招いているんじゃないかと睨んでいます。アフターのコンチネンタルスポーツコンタクト2でこのような問題が発生せず、ゴルフのVW純正タイヤでだけ乗り心地への不満が出ていることも気になりますね。

もうすぐミシュランパイロットスポーツPS2に換装しますので、その際に現状ほぼ新品と言ってもいいCSC2とパイロットスポーツPS2の比較、主に乗り心地面でのインプレを掲載しようと思います。

関連記事:足回り検討 ARC(オートリファイン)

2007年6 月 4日 (月)

タイヤを考える - ミシュラン・ヨコハマ・ブリジストン

皆さん御存知の通り、ゴルフⅤ GTI純正17インチにはコンチネンタルスポーツコンタクト2というタイヤが装着されています。おそらくメルセデスBMWに乗られている方であれば馴染み深いでしょうが、はっきり言ってこのタイヤはゴルフ5には合いません。

決して悪いタイヤではないのですが、純正の足がしなやかさに欠けることがこのタイヤのネガな部分を増幅させているように思えるのです。 グリップが弱い割りには硬めに感じる方が多いのではないでしょうか。

乗り心地の改善、走行性能の底上げを考えてタイヤ交換を検討されている方に、今までの経験からゴルフⅤ GTIにマッチしそうなタイヤを紹介してみます。私の個人的な好みからミシュランとヨコハマタイヤ、特にミシュランに集中していますが、今までの経験からミシュランはお奨めできるブランドだと思っているので、思うがままに書いてます。

★全域性能UP
ミシュラン パイロットスポーツ PS2
私はこれ注文しました。ミシュランパイロットスポーツ PS2はハイグリップでありながら乗り味はしなやか。ブリジストン系の「かっちりした感じ」じゃないと駄目って人以外にはベストです。個人的にはミシュランパイロットスポーツ PS2は現在トータルバランスで最高のタイヤだと思いますね。交換後改めてインプレします。

ミシュラン パイロットプレセダ PP2
日本で設計されたミシュランタイヤです。パイロットスポーツPS2ほどではないですが、これもミシュランらしくトータルバランスに優れています。プレセダはミシュランにしては硬めなので国産タイヤからの乗り変えも違和感少ないと思います。あと意外に静かで乗り心地いいので、ゴルフGTI乗りに人気のピレリNEROなどよりはプレセダのほうがお奨めです。

ヨコハマタイヤ ADVAN SPORT
ゴルフとのマッチングは未経験ですが、国産タイヤの中ではヨコハマ タイヤかなり良い線言っているんじゃないでしょうか。私はこのADVAN SPORTはBMWの3シリーズで試しましたが、パイロットスポーツPS2までとはいかないまでもUHPクラスと言ってもいい乗り味、性能だと思います。ブリジストンのポテンザRE-050などよりこちらのほうがいいです。でも値段的にもう少し出せばパイロットスポーツPS2が変えるので非常に微妙・・・誰か試してみて下さい^^;

★乗り心地優先
ミシュラン プライマシーHP
先代のパイロットプライマシーほどではありませんがスポーツ&コンフォートを高い次元でバランスしていると思います。高速ではそこそこ飛ばすけど、ワインディングには滅多に行かないという方にはお奨めです。本当はパイロットプライマシーを奨めたいのですが、いつまで売るか分からないのでここではプライマシーHPを挙げておきます。

★とにかく走り優先、雨の高速走りません
ブリヂストン ポテンザ RE-01R
あるHPで思いの他良いという話を聞いて知り合いのゴルフⅤ(R32ですが)についているこのタイヤを試してきました。なんていうか・・・意外に乗り心地いいですね、これ^^;
散々けなしているブリジストンですが、ハイドロ耐性への不安を除けばかなりいい線行っていると思います。 

国産ではやはりヨコハマタイヤのADVAN SPORTに注目でしょうか。面白いのが足に五月蝿いBMWオーナーの間でこのヨコハマタイヤ ADVAN SPORTが人気だと言うことです。ヨコハマタイヤにはコンフォート拠りのdb Euroなども評判いいですが、こちらは後日紹介します。

全般的にミシュラン・ヨコハマを奨めてピレリが1つも無いのが意外かも知れませんが、これは性能劣化に関して不安があるからです。ブリジストンもピレリ同様、経年劣化に弱いタイヤですが今回奨めているポテンザ RE-01R はそもそもライフが短いので気にすることもないかと書いてみました。でもピレリの新作 P-ZERO HERO は気になりますね・・・

一方、ミシュランは非常に長いライフ(減りというだけでなく性能劣化が極端に少ない)と乗り味が好みなので、結果的にエントリーが多くなっています。ゴルフ5のようなボディがしっかりした車にはミシュランはかなりいいと思うので皆さんも試してみて下さい^^

関連記事:ゴルフⅤ GTIの乗り心地