Gルーミス(G・Loomis)のバス用ロッド GLXとCBRブランク
私が愛用しているバス用ロッドはアメリカのメジャーロッドメーカーであるGルーミス社(G・Loomis)とノリーズロードランナーシリーズが8割程度を占めていて、残りがFLWで活躍中の深江真一プロが使用していることで日本でもメジャーになりつつあるセントクロイ(ST.CROIX)のロッドを三本ほど所有しています。今回はこの中でも特に仕様頻度の高いGルーミスのCBRシリーズとGLXシリーズについてインプレッションしたいと思います。
Gルーミス社(G・Loomis)はロッド製造ではバス用からソルトウォーター、フライ用まで幅広いラインナップを揃えていますが、ロッドの完成品だけでなくロッドブランク単体での販売もしているのでオリジナルロッドの素材としてもとても重要な位置を占めています。
このブランク1つとってもGルーミスはバス用ブランクだけでも数種類あり、中弾性で粘りのあるGL3、軽量高弾性のIMX、IMXよりも更に軽量高弾性でしなやかさも併せ持つGLX、クランクベイト用でしなやかかつ軽量な中弾性ブランクであるCBR、CBRよりも若干張りを持たせたスピナーベイト用ブランクのSBRと多彩なラインナップを誇ります。
私の場合はスピナーベイト用ロッドはノリーズロードランナーとセントクロイのプログラスシリーズを愛用していることからSBRは未だに試した事は無いのですが、これ以外のブランクは一通り試し、最終的に残ったのがクランクベイト用のCBRとジグ&ワーム用としてのGLXでした。
上の画像は左からGルーミス CBR783、Gルーミス CBR843、Gルーミス CR722GLXです。CBRはこの他にCBR845、GLXはライトテキサス用のMBR782とSJR721というスピニングシリーズを所有していますが、一番使用頻度が高いのはやはりクランクベイト用ブランクである、CBRシリーズでしょうね。特にCBRの843と845は共に7フィートのショートグリップタイプであるにも関わらず、非常に軽量で扱いやすく、クランクベイト用ロッドに求められる「バスのバイトを弾かない」柔軟性を持ち合わせているとても完成度の高いブランクだと思います。
Gルーミスのロッド表記とバリエーション
Gルーミスのロッドは上記のようなブランクの素材を中心とした分類だけでなく、同じブランクでも用途によってもシリーズが分けられ表記が違う為、知らない人にはちょっと分かりにくい構成になっています。ちなみにモデル名につく三桁の数字は上二桁がレングス(インチ)、下一桁がパワーを指しています。Gルーミスの主なバス用ロッドを下記に記しておきます。
・GルーミスCR キャンスティングロッド ・・・ 6フィートの汎用的ショートロッドシリーズ
・GルーミスMBR マグバスロッド ・・・ 6.6フィート&7フィートの汎用的ロッドシリーズ
・GルーミスCBR クランクベイトロッド ・・・ 6.3フィート~7.6フィートのクランクベイトロッドシリーズ
・GルーミスSBR スピナーベイトロッド ・・・ 5.6フィート~7.2フィートのクランクベイト専用ロッドシリーズ
・GルーミスDSR ドロップショットロッド ・・・ 6.10フィートのみのダウンショット専用ロッドシリーズ
・GルーミスBCR&BSR ジグ&ワームロッド ・・・ 5.6フィート~7.1フィートのジグ&ワーム専用ロッドシリーズ
※BCRシリーズの中にはセンコー専用ロッドやキャロライナリグ用ロッドもあります。
Gルーミスのロッドの長所、特徴としては全体的に非常に丈夫でキャストし易いテーパーデザインにあると思います。ロードランナーも同様の美点を備えていますが、クランクベイト用とライトテキサス用ロッドに関してはGルーミスのブランクのほうが私には合っていますね。来年はジグ&ワーム用のGルーミス BCRを一本追加する予定なので、購入したらまたインプレしたいと思います。
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ライトテキサスのピッチングには最高のロッドです
高弾性なのに弾かないのでハードベイトにもマッチします
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