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乗り心地

2007年8 月21日 (火)

車高調交換します(ARC買取希望者募集)

私のゴルフⅤGTIはホイール&タイヤを18インチにインチアップした後、悪化した乗り心地と走りの質感を改善すべく色々と手を打ってきましたが、やはり純正ホイールできっちりバランスをとっているARC CLIMAX EVO車高調と軽量ホイールのマッチングは減衰調整程度ではどうしようもないという結論に至りました。ただこれはホイール軽量化だけでなく、インチアップしていることも原因として大きいと考えていますのでホイール軽量化だけが原因とは断言できませんが。。。

もう少し時間をかけて次期車高調を検討するつもりでしたが・・・

①最近子供を乗せる機会が増えてきたこと

②ARC購入前から気になっていたザックスSREベース車高調、正式名はザックスレースエンジニアリング RS1車高調整式サスペンションの詳細な仕様が概ね分かり、OZウルトラレッジェーラなどの軽量18インチホイールとのマッチングも良さそうだと判断したこと。

③ザックス SRE RS1車高調の国内在庫がほぼ切れており、次の入荷が来年になる可能性があること

④臨時収入が入った・・・(笑)

という理由から昨日、急遽在庫を押さえ車高調の交換時期を早めることにしました。土曜日に交換してきます。

唯一の不安点はARC製スタビライザーとのマッチングになりますが、これはどの車高調と交換したところで同じなのでとりあえずスタビライザーはARCのまま試してみようと思います。恐らくこの組み合わせで組んでいる人はほとんど居ないはずなので、いい人柱になれるかな(汗)

というわけで、ARC CLIMAX EVO車高調のシステムA相当品を売却します。システムAとなっているのはスタビは売却対象ではないからです。走行距離はおよそ4000キロです。傷・破損などはありませんが、一度箱根で全開走行している中古品とお考え下さい。また重量物なので輸送中の破損を防ぐため、なるべく東京近辺での直接取引きを望みます(必須条件ではありません)。

御希望の方はコメント欄にメールアドレスを記入の上、御質問・取引方法・希望額を添えて投稿して下さい。コメント欄は承認制に切り替えていますので、メールアドレス・投稿内容は公開されませんのでご安心下さい。連絡頂いた方には全てメールにて返信します。取引相手選定は買取額と取引方法、取引時期の条件で決めます。

ARCサスペンションは嫁ぎ先が決まりました。御連絡頂いた方々、ありがとうございました<(_ _)>

製品HPはこちら → オートリファインHP
ホームページTOP下段に製品案内があります。
ちなみにシステムAの定価は249,900円です。

このARC CLIMAX EVOはお奨めできる車両、できない車両がありますのでこのサスペンションの特性を改めてまとめておきます。

■相性が良いと思われる条件(ゴルフⅤGTI)
・ホイールがゴルフGTI純正か、ホイール重量が純正相当であること(重い分には問題ないが軽いとまずい)
・タイヤの扁平率が45
・走り特化ではなく、乗り心地と走りのバランスを重視される方

■相性が悪いと思われる条件
・ホイールを軽量化している
・タイヤの扁平率を40以上に上げている
・サーキット走行を主眼に考えている方
※基本的に限界は高い脚ですが、サーキットメインの方は容易に仕様変更可能な直巻きタイプのバネを装着している製品を購入したほうがいいと思います。

関連記事:足回り検討 ザックスSRE
関連記事:足回り検討 ARC(オートリファイン)

2007年8 月16日 (木)

車高調セッティング・減衰調整

今更ですがMyゴルフGTIに装着しているARC CLIMAX EVO車高調のセッティングを再度見直しました。理由はCOXボディダンパーを装着後、段差などからの突き上げが減少した一方ショックの減衰力不足と思われるバタツキ感が気になりだしたからです。

ホイール&タイヤをOZ ウルトラレッジェーラ+パイロットスポーツPS2に換装した後、ホイールの軽量化と扁平率の変化から乗り心地が硬くなりすぎた為、ショックの減衰力調整を12段中標準の前:8段/後:9段から前11段/後12段まで落としてごまかしていましたが、ボディダンパー装着により路面からの入力に対するショックがマイルドになったこともあり、思いきって減衰力を上げる方向で調整しました。

お盆休み中ということもありGTIで実家に戻ったり妹夫婦の家まで車で移動したりと色んな道を同乗者を乗せて走る機会があったので、妻と妹を乗せた状態で前後の減衰力を調整しながら試しました。まず車高調の標準減衰力である前:8段/後:9段に調整し試したところ、思いの他乗り心地が良くなり同乗している二人にも高評価。やっぱりショックの減衰力不足だったんですね・・・。しかしリアはこの状態から減衰力を一段上げただけで「跳ねるから不快」と評判が悪かったのに対し、フロントは一段上げても問題ないことからして、ゴルフⅤGTIはリアショックの減衰調整がシビアだなと再認識しました。

この後一人でどこまで車高調の減衰力を上げられるか試したところ、ドライバーのみ1名乗車の場合は前6段/後9段がベストバランスだと判明。この設定は乗り味もフラットで気持ちよく、減衰特性も走り的にもよさげだったので私自身とても気に入ったのですが、実家からの帰りに妻と息子を後部座席に乗せて試したところ・・・リアに加重(前後は対向位置)がかかったことにより前後の減衰差からくる変な揺すられ感が出てしまい、かなり乗り心地が悪い(ーー;)

やっと良い設定でた!と喜んでいましたが、結局フロントショックの減衰力を8段に戻しなんとか乗れる状態に。以前よりも減衰を上げた状態で乗り心地も改善しているので、ボディダンパー装着の効果はあったと言えるのですが、一番乗り心地を気にしなければいけないシチュエーションでの設定がシビアになっているので困ってしまいます。

やはり全域性能上げるには車高調入れ替えかなぁ・・・。出荷が遅れていたザックスSREベースの車高調も出回り始めましたし、COXのSREベース車高調もセッティング等を微調整できると聞いていますので、この2つのSREショックとエナペタルあたりを候補に考えたいと思います。ただ次は失敗しない為にもある程度調整可能な構成なり、ワンオフでいくなり気合入れて組む必要があるのでCOXかエナペタルになるだろうなぁ・・・。

関連記事:車高調整・アライメント調整

2007年8 月11日 (土)

COX ボディダンパー 装着

タイトルの通り、本日COXにお邪魔してMyゴルフGTIボディダンパーを装着して参りました。色々回っている割にはCOXは初めてなんですよね。最初は試乗して説明聞いてからなどど考えてましたが、自分の場合足回りがARCでホイールも軽量化・インチアップしている為、デモカーの試乗や他の方のインプレもあまり参考にならないと考え、思い切って付けちゃうことにしました。下の写真がCOXカスタマーセンターに陳列されているCOXボディダンパーの写真です。ちょっとボケてますね・・・

COX ボディダンパー

本当はピットの中で取り付け風景を撮りたかったのですが、個人情報保護という名目でピットへは一切立ち入り禁止とのことで下周りの写真は撮れず。実はこのボディダンパーの取りつけ最中、ゴルフGTI用のリアビッグローター&キャリパーキットを試すべくCOXのコンプリートカー C20Tに試乗したのですが、この模様は次の機会に書こうと思います。

肝心のCOXボディダンパーは約2時間30分弱で取り付けが完了。この間C20Tの試乗をしたり主任の方から「このボディダンパーがインプレッサ STIには純正装着されていた」ことや「ボディ剛性が高い車じゃないと装着しても意味が無い」など色々とお話を伺っていました。しばらくすると主任の方がミニチュアのボディダンパーが付いた鉄パイプのようなものを持ってきて「ボディダンパーが付いている物と付いていない物を叩いて比較して見て下さい。」とミニボディダンパー付き鉄パイプとハンマーを渡され、鉄パイプの端を叩いてみると・・・手に伝わってくる振動がまるで違うことが分かります。ボディダンパーは中々効果を説明しにくいことから、このようなミニチュア版を用意しているのでしょう。中々興味深いので皆さんもCOXに行かれる際には試してみて下さい。

で、COX ボディダンパーのファーストインプレッションです。走り始めの印象は装着前に比べ確かに段差などのショックは吸収してくれるものの、ボディダンパー装着前と比べ乗り心地が良くなったような印象はありませんでした。サスペンション自体には何も手を入れていないのに、ハンドルが気持ち重くなりバネレートを上げたような感覚さえあります。

COXを出た直後にある荒れた路面ではかなり不愉快な振動が車内に入ってきて「ひょっとして大失敗?」なんて思ってしまいましたが、高速に乗り数十キロ走る中で馴染んできたせいか徐々に乗り心地がよくなってきました。期待していたほどの快適性の改善はありませんが、予想外によかったのは高速での安定性、特に直進安定性が大幅に向上したことでしょうか。これは間違いなくよくなっていますね、運転してて疲労度がまるで違います。

ただ、今日一番の驚きは東名→保土ヶ谷バイパスと経由して首都高速横羽線に入った時に起こりました。めちゃくちゃ乗り心地が良くなっているのです。横羽線を走った事がある人には分かるとは思いますが、このルートは足回りを固めた車両にはかなりきつい道路です。施工が古いせいもあるのか、路面が細かいピッチで上下にうねり段差も厳しいのでコース自体の楽しさとは裏腹に乗り心地面では最悪の道路です。このいつもは身構える横羽線の段差がまるでマイルドな感触に変わっているのです。

COXボディダンパーを装着する前は製品特性から大きい入力に対する衝撃よりも、小さいショック・突き上げに対する快適性向上を期待していましたが、横羽線での出来事から意外と大きい入力に対する改善効果が高いパーツのだなと感じました。正直自分が期待していた部分で改善効果があまりなく、意外なところでその性能を発揮しているので微妙な心境ではありますが、もうしばらく乗ってみて再度COXボディダンパーのインプレッションを報告します。

関連記事:COX ビッグリアローター & キャリパーキット

2007年7 月29日 (日)

ゴルフⅤ GTI OFF会と次なる施策

本日はとある偶然の出来事がきっかけで、ゴルフオーナーの方々の車談義OFFに飛び入り参加してきました。GTI DAYS のこりんさんや、このブログでも相互リンクさせて頂いているGT EYE のタップさんなどもいらっしゃるとのことで、ちょっと緊張した状態で開催場所である都内某所のスタバに向かいました。私の方は急遽参加することになった為、最後まではいられなかったのですが、皆さん中々走りこんでいる方ばかりでサートラの話や富士スピードウェイツインリンクもてぎのコース攻略の話題などで盛り上っていました。会話を聞いている限り皆さん中々速そうな感じで、とても勉強になりました。

参加者の皆さん、ありがとうございました<(_ _)>

COX ボディダンパー
車談義の話題の中で皆さんのCOXさん詣の話しになったので、私もゴルフGTI購入当初から興味のあったCOXボディーダンパーについて質問させて頂きました。このボディーダンパー、OFF会参加者の方の中には実際に当製品を装着された車両に試乗された方もいらっしゃり、興味深く印象を拝聴させて頂いたのですが・・・このパーツ、どうやら人によって大分感じ方が違うようですね(汗)。

ゴルフⅤ用のCOXボディダンパーはYAMAHAパフォーマンスダンパーをベースにCOXとYAMAHAが共同開発した物で、ゴルフ5用の他にはアウディ、BMW、MINI用などが現在ラインナップされているようです。ちなみにプレス発表によるパフォーマンスダンパーの説明を見ると・・・

-- 以下、一部引用

この特殊なダンパーを「前 後サスペンションの車体取り付け部付近に設置することで、走行中の車体に対し効果的に減衰力を発生させて、1mm以下のごくわずかな車体の変形や振動を穏やかに整え る」という効果があり、「その結果、車体剛性(車体のバネ成分)の最適化によるこれまでの手法(※ボディ強化やサスペンションのバネレート減衰調整等を指していると思われる)と比較して、ハンドリング走行安定性乗り心地が大きく向上し、 同時に騒音、振動も低減される。また、数値化が困難である官能評価ポイント(上質感、高級感、剛性感など)が大きく向上する。」とのこと。

官能評価ポイントですか・・・良く分かりませんね(苦笑)。う~ん、でも説明を読む限り、純正仕様のサスペンションよりも私のようにバネレート上げたり、減衰いじったり、ホイール軽量化している車のほうが効果でそうな感じもしますよねぇ・・・

ここまでやれば軽量ホイールとの相性が悪い現在の足回りを入れ替えるかどうかの決断もつくでしょうし、リアスカートよりもボディダンパー導入が先かもしれませんね。

関連記事:ゴルフⅤ GTI の乗り心地
参考記事:ボディーダンパー検証 最終回

2007年6 月18日 (月)

ゴルフGTIの乗り心地改善策

ゴルフ5GTIのオーナーは全般的に乗り心地快適性の改善を求める人が多いようです。ゴルフ4のオーナーと購買層が違うであるとか、国産車からの乗り変えが多いからであるとかの説明をする人がいますが、本当にそうかな?と思います。

ゴルフ5GTIの乗り心地の悪さは純正バネとリアショック(減衰力)のアンバランスだけでなく、実はタイヤの問題が大きいのではないかと最近は疑っています。以前はGTIの乗り心地の悪さはショックの問題が大きいと思ってましたが、ARCのCLIMAX EVOに換装した今でもタイヤが原因と思われる微振動が多く、硬い云々以前に乗り心地がよくありません。

面白いのは18インチ化して扁平率も乗り心地に不利と思われるゴルフ5オーナーのほとんどが「乗り心地が良くなった」とコメントしていることでしょうか。交換しているタイヤは乗り心地優先のタイプからガチガチのハイグリップタイプまで多岐に渡っているようですが、一様に乗り心地が改善されているのはある意味不自然です。

昨日も深夜実家からの帰宅のために環状7号線を流していたのですが、40キロ以下のスピード域になると加速状態でも減速状態でも同じような微振動が発生し、乗り心地が急激に悪化します。環状7号線は場所によって路面状態が悪い箇所がありますが、基本的にはそんなに荒れた路面ではないので路面状態によってシビアな挙動を示していた純正ショックの時の問題とは別のような気がしています。

で、何が言いたいかと申しますと・・・ゴルフ純正17インチタイヤのユニフォーミティが低さが乗り心地悪化を招いているんじゃないかと睨んでいます。アフターのコンチネンタルスポーツコンタクト2でこのような問題が発生せず、ゴルフのVW純正タイヤでだけ乗り心地への不満が出ていることも気になりますね。

もうすぐミシュランパイロットスポーツPS2に換装しますので、その際に現状ほぼ新品と言ってもいいCSC2とパイロットスポーツPS2の比較、主に乗り心地面でのインプレを掲載しようと思います。

関連記事:足回り検討 ARC(オートリファイン)

2007年6 月 3日 (日)

前評判ほど良くないゴルフⅤ GTIの乗り心地

ゴルフⅤ GTIはメディアなどではスポーツモデルで足回りを固めているにしては乗り心地いいようなことが書かれていますが、個人的には若干の補足が必要な気がしますね。

あくまで純正17インチの場合ですが、個人的には乗り心地面で以下のような不満があります。

・主に低速域&不正路面におけるリア跳ね現象
リアの違和感、乗り心地の悪さは皆さん指摘されるところですよね。これはゴルフGTIだからというわけではなく、ゴルフ5の構造上の問題も大きいと思います。ようするにリアがストローク不足なんです。うちの嫁はこの現象が一番不快だと言っており、乗り心地面でも大きなマイナスポイントです(足回り交換の言訳になりました^^;)

・高速域における落ち着きの無さ
高速域における落ち着きの無さというのは主に首都高(羽田線は特にやばいです)などを走っている時に感じる部分で、路面状態のいい高速道路だとさほど問題にもなりませんし、むしろ落ち着きもあり乗り心地もいいです。高速でのゴルフ5は床下がフラットに作られていることもあり、まるでデュフューザーがついているかのような接地感がありますが、路面状態に非常に敏感な足回りが災いして時として不快な上下動を示し、乗り心地が悪化する時があります。

どアンダーとロールの大きさ
これはまあ走り方や好みの問題も大きいと思いますが、旋回性能は世辞にもいいとは言えません。

とまあ、足回りには乗り心地やロール剛性の部分で改善の余地が大きかったため、現在は大幅にシステムを入れ替えています。詳細は別の機会に。

関連記事:足回り検討 オートリファイン