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試乗 比較

2007年8 月12日 (日)

COX C20Tに試乗しました

COXにボディダンパーを装着しに行った際、最近発売になった「VW Golf V GTIリア用 ビッグローター&ビッグキャリパーキット」に関して質問したところ、COXのコンプリートカーであるC20Tに装着されているとのことで試乗させてもらうことになりました。下記の写真がCOX C20Tに装着されているGTIリア用 ビッグブレーキローター&ビッグブレーキキャリパーキットの写真です。

COXビッグローター&ビッグキャリパーキット

一見純正ぽい印象を受けますが、事実このブレーキキャリパーはとある車の純正流用品らしくその分コストを抑えられているとのこと。ただ、車種が何なのかは教えてもらえませんでした。ブレーキローターはかなり大きくなっていますが、キャリパーは「ちょっとだけ大きい?」という程度です。ちなみにキットに入っているブレーキパッドは嬉しいことにフェロードDS2500です。

COX C20Tの試乗はCOXカスタマーセンターの周りの高低差のある丘陵地帯をソコソコの距離走らせてもらいました。このコースは車も少なく気持ちよく試乗することができていいです。まず最初に感じたのはC20Tに装着されているフロントブレーキ、COX モノブロック4ポッドキャリパーの印象が以前とある店で感じたようなピーキーさが無かったことです。ブレンボに慣れたせいかな・・・。当然ながらフロント・リアのブレーキバランスは中々のモノで、そこそこ踏み込んだ状態から急制動かけた際も、ブレーキを残したままコーナーに進入した際も非常に安定した姿勢で減速します。かな~り良いです^^;

ただCOX C20Tはブレーキ単体の性能よりも、専用に組まれたザックス SREベース車高調の乗り味の良さと、シャーシとエンジンのバランスが取れたコンプリートカーならではの質感の高さのほうが印象に残ります。C20T・・・乗っては行けないものを乗ってしまった感じです。パワーもさほど上げずにレスポンスと低速トルクを維持する方向にセッティングを振っているのも好印象ですし、何はともあれザックスSREベース車高調の出来が良く、旋回性能が高いにも関わらず直進安定性も純正以上に高く乗り心地もとてもよいです。理想の脚に近いかも・・・。ただ、大きめの段差を乗り超えた時に純正ならではの「リア跳ね現象」が結構きつかったのが気になりました。リアのスタビレートが高いのかな?とも思いましたが、同じ場所を自分の車で走ってみないと何とも言えないですね。

まぁ、リアのビッグブレーキローター&ビッグブレーキキャリパーキットは鳴きなどの問題もなくフィールもいいのと、ブレンボとのバランスも純正キャリパーよりは良くなるはずなので真剣に購入を検討したいと思います。

宝くじ当たればC20T化ってのも良いかもしれませんね(笑)

追記:2007.08.19

C20T試乗に関する記述がメインになってしまい肝心なことを書くのを忘れていました。
リアビッグブレーキローター&ビッグブレーキキャリパーキットは純正のサイドブレーキをそのまま使用できます。
リアブレーキ換装の際には気になるポイントですよね~

関連記事:ブレンボ GTキット - Brembo Gran Turismo Brakes

2007年6 月 3日 (日)

前評判ほど良くないゴルフⅤ GTIの乗り心地

ゴルフⅤ GTIはメディアなどではスポーツモデルで足回りを固めているにしては乗り心地いいようなことが書かれていますが、個人的には若干の補足が必要な気がしますね。

あくまで純正17インチの場合ですが、個人的には乗り心地面で以下のような不満があります。

・主に低速域&不正路面におけるリア跳ね現象
リアの違和感、乗り心地の悪さは皆さん指摘されるところですよね。これはゴルフGTIだからというわけではなく、ゴルフ5の構造上の問題も大きいと思います。ようするにリアがストローク不足なんです。うちの嫁はこの現象が一番不快だと言っており、乗り心地面でも大きなマイナスポイントです(足回り交換の言訳になりました^^;)

・高速域における落ち着きの無さ
高速域における落ち着きの無さというのは主に首都高(羽田線は特にやばいです)などを走っている時に感じる部分で、路面状態のいい高速道路だとさほど問題にもなりませんし、むしろ落ち着きもあり乗り心地もいいです。高速でのゴルフ5は床下がフラットに作られていることもあり、まるでデュフューザーがついているかのような接地感がありますが、路面状態に非常に敏感な足回りが災いして時として不快な上下動を示し、乗り心地が悪化する時があります。

どアンダーとロールの大きさ
これはまあ走り方や好みの問題も大きいと思いますが、旋回性能は世辞にもいいとは言えません。

とまあ、足回りには乗り心地やロール剛性の部分で改善の余地が大きかったため、現在は大幅にシステムを入れ替えています。詳細は別の機会に。

関連記事:足回り検討 オートリファイン

他車比較と試乗、ゴルフGTI納車までの道のり

2006年の年末、07年式ゴルフⅤGTIが我が家に納車されました。長男誕生を目前に控えていたため、前車であるR34GT-Rのようなピュアスポーツ(と言っていいか分かりませんが)は無理だった為、狭い駐車場でも入るようにと様々なハッチバックモデルを比較・試乗した結果、以下の選考条件から最終的にゴルフⅤGTIを購入しました。

・マンション内駐車場が狭いため極力コンパクトであること
・赤ん坊を乗せても安心な堅牢な車体
・そこそこ走れる車(飽きて買い換えたくならないよう)
・妻が運転する可能性もあることからAT限定でも運転可
・7フィートの釣竿(バスフィッシングのワンピースロッド)が収納可能であること

こんな条件から試乗する候補はAudi A3 / VW ゴルフ / プジョー307 / アルファロメオ 147 などを比較し、デザイン的にはアルファロメオ 147、機能的には最新の直噴エンジン+DSGが魅力的なアウディ A3 スポーツバック or ゴルフ5が気になってきました。

アルファロメオは一度は乗ってみたいという思いがあったのと、ドイツ車と比較し147のデザイン特に内装の質感が気になっていたこともあり候補になってました。本当はデザインが素晴らしい156あたりの中古もいいかな?と思っていましたが、今回は新車で考えていたのと車両サイズも小さめがよかったので156は早い段階で諦めました。

156は今見ても格好いいよなぁ・・・

アウディのA3 スポーツバックはアウディA3の中でも後になって追加された5ドアボディモデルで、プラットフォーム・エンジンはゴルフ5と基本的に同じです。ゴルフと同じプラットフォームで50~80万の価格差があるのですが、試乗した際にゴルフと比較し価格差ほどの価値をアウディ A3からは見出すことはできませんでした。

これらのモデルの中での比較、検討の中で最終的にゴルフ5GTIに決めた理由はゴルフに試乗した時にGTIのエンジンが思いの他パワフルだったこと、2ペダルMTであるDSGの完成度の高さに驚いたこと、積載能力など高い次元で要求仕様を満たしていたことでしょうか。積載能力に関しては実際に試乗・比較する為に釣竿持ってディーラー巡りしたんですが、ゴルフは長目の釣竿でも余裕なんですよね^^;

今までレガシィGT-BBNR34 GT-Rと四駆を乗り継いできたのでゴルフが初のFF車ですが、長く乗ることになりそうなので備忘録代りにここに記事を掲載していこうと思います。

関連記事:DSG 2ペダルMT