フランクフルト注目のニューモデル速報 ティグアン X6コンセプト GT2 アテンザなど

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2007年9 月17日 (月)

フランクフルト注目のニューモデル速報 ティグアン X6コンセプト GT2 アテンザなど

フランクフルトで開催されているIAA フランクフルトモーターショーの速報レポートが色々と上がってきました。ティグアンアテンザ以外は事前にかなり情報が出ていたので注目していましたが、中でも東京モーターショーを目前にあえてフランクフルトでワールドプレミアしたアテンザは特に注目です。新型A4同様、写真・画像類はCARVIEWさんのレポートが非常に充実しているので、以下に簡単な説明とリンクを貼っておきます。他社ではレスポンスが速報を上げていますが、こちらは会員登録したユーザのみ参照可能なので興味ある方は自力でお願いします<(_ _)>

フォルクスワーゲン ティグアン

御存知トゥアレグの弟分の新型SUV、ティグアンです。プラットフォームはゴルフベースになります。以前写真が出回ったコンセプトモデルよりも大分大人しくなり、市販モデルに近いものが今回発表されました。ティグアンが参入するこのクラスは日本市場だけでなく、世界的にもマーケットが広がっているセグメントなのでVWもティグアンには相当気合入っているように思えます。国産ではトヨタ RAV-4、ホンダ CR-V。ヨーロッパではX3などがティグアンのライバルになりそうです。トゥアレグの弟分とはいっても四駆システム自体はFFベースのスタンバイ方式で、ゴルフでいえばR32のシステムに近いのかな?

ティグアンの画像・写真はこちら

BMW X6 コンセプト

BMWが新しいジャンルとして定義した「スポーツ アクティビティ クーペ」を具現化したモデルがこのX6 コンセプトです。SUVというよりも車高の高い高級サルーンというイメージで、X5やX3の上位モデル的な位置付けというよりもトヨタのハリアーに近いモデルかなぁという印象がありますね。ハリアー同様、将来的なラインナップにはハイブリッドモデルも構想にあるようで、今回のフランクフルトショーでもX6 アクティブ ハイブリッドとして出品されています。ちなみにこのX6は2008年中にガソリンモデルが、2009年にはハイブリッドモデルが発売される見込みです。予想される価格はX5以上になる可能性が高いので1000万円超えるのかな・・・。高トルク仕様のディーゼル&ハイブリッドモデルなどが発売されれば、バスボートなど牽かせたら中々格好よさげですが夢のまた夢ですね(;^_^A アセアセ・・・

BMW X6コンセプトの画像・写真はこちら

ポルシェ 911 GT2

以前の記事でも取り上げたポルシェ911の最速モデル、ポルシェ911 GT2 が正式に発表になりました。事前の予測どおりニュルブルクリンク北コースでは新型GT-Rを超える凄まじいタイムが出ているようですが、乗りこなすに必要とされる腕も経済力も半端ないモデルになっています。まぁ仮にお金があったとしても現実的にはGT3あたりに落ち着く人が大半だと思いますが、ポルシェーターボがよりGT化・高級化していることを考えるとこういうモデルが必要なお金持ちがいるんでしょうね。でもこういうスパルタンなモデルがラインナップされること自体、夢があっていいかもしれません。それにしても・・・真っ赤なGT2は迫力ありますな。写真見てるだけで幸せになれます(笑)。詳細は下記のリンク先をどうぞ。

真っ赤な997 ポルシェ GT2

マツダ 新型アテンザ(欧州での名称はMazda6)

マツダの新世界戦略車で日本名アテンザ、欧州ではMazda6として販売されるモデルです。アテンザは今回のフルモデルチェンジで随分とイメージ変えて出してきましたね。新型アテンザのデザインはフロントフェンダーの盛り上がり方がRX-8のイメージに近く、ボディ全体のラインも「なんかに似てる」ような気がしないではありませんが、全体的にまとまっており中々格好よいです。新型アテンザは日本導入は未定ですが、欧州では何時ぐらいから発売されるのか注目ですね。アテンザは従来モデルもドイツではかなり人気あったのでフランクフルトで発表になったのかな。。。マツダも最近はロータリーエンジン以外に直噴モデルなども力を入れ始めているので、新型アテンザに搭載されるエンジンも、今後どのようなユニットバリエーションが出てくるのか注目されます。

新型アテンザの画像・写真はこちら

他にも商売上手なポルシェがカイエンの新グレード(カイエンSのスポーツ版でカイエンターボとの間を埋めるモデル)であるカイエンGTSを出してきたり、メルセデスが大規模(真面目にか?)にブルーテックハイブリッドモデルを発表したり、スバルやシトロエンが次期WRC参戦モデルを出してきたりと中々見ごたえあるモーターショーになっていますね。あと全体的にレッドカラーの展示が多いのは何か流行と関係あるのかな。ドイツでは数年周期で原色・基本系カラーが人気出るそうですが・・・

もう一つ意外だったのは欧州各社によるハイブリッド、新世代ディーゼルのスタディモデルの発表が当初の想定よりも少なかった事で、まだまだこの分野は商品化まで時間がかかるものが多いのだなという印象を受けました。そういう意味では浮かれたモデルが多い中、メルセデスのブルーテック&ハイブリッドの発表は評価できるものじゃないかと思いますね。東京モーターショーで日本の各メーカーがハイブリッド技術でどの程度出品してくるか注目ですね。直噴技術では大きく遅れをとっているので、なんとか国産メーカーにも頑張って欲しいものです。

関連記事:東京モーターショー2007(その4) フォルクスワーゲン ティグアン右ハンドル仕様
関連記事:フランクフルトモーターショー 2007
関連記事:ポルシェ911(997) GT2 発表
参考記事:フランクフルト モーターショーレポート その2
参考記事:フォルクスワーゲン、フランクフルトモーターショー展示内容発表

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コメント

けいりく

こんばんは!
ARCの足回りはとても満足ですっ!

そういえば、1ヶ月前だったかな?
妻が、「国道を走っていたら、見慣れないVWマークの車が走っていたよ。
デカイ4駆(トゥアレグのことを指します)より、ひと回り小さいの!」と言っていたので、雑誌を持ってきて「これ」。
まだ、発売されていない「ティグアン」ではありませんか~。

日本の道路でテストをしていたんですかねぇ~

yoko

けいりくさん、こんばんわ

ARC満足して頂けた様でよかったです^^;

ドイツ車は正式発売前に国内に入っていることあるらしいですからね~。イタリア・フランス車ではほとんど聞いたことないですが。最近だと新型Cクラスなんかはいたみたいです。
でも一ヶ月前だとティグアンは正式発表される随分前になりますし、中々興味深い話です。

日本でも需要あるクラスですし、マーケット的に日本市場を重要視しているのかもしれませんね。

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