ゴルフⅤ GTIの純正ブレーキ
ゴルフⅤ GTIの純正ブレーキはATE製の片押しタイプのキャリパーと312mmローターを採用しています。ゴルフⅣの頃と比べるとゴルフⅤは純正ブレーキのキャパシティーがあると言われていますが、付属の日本仕様の純正ブレーキパッドは踏んだ時に奥の方で抜ける独特の違和感があり、スポーツ走行時だけでなく危険回避の急制動においても非常に怖いです^^;
どうやらブレーキダストを嫌う日本のユーザー向けに本国と違う仕様のブレーキパッドが装着されているのでは?との噂もありますが、リアの純正ブレーキパッドは本国と同じなのかそこそこ効いているらしく、リアのホイールは結構汚れます。
ゴルフ5 GTIはこのように純正フロントブレーキが非常にプアですので、ブレーキパッドの交換だけでかなり改善できることが期待できます。ただ、このブレーキパッド交換には落とし穴(と言うと大げさか・・・)があります。次回以降パッドとローターの関係について書こうと思います。
2007/10/20 追記 色々ブレーキを弄ってみて・・・
ゴルフⅤGTIのパワーを考えれば純正ブレーキの制動力不足は覆いようもない事実ですが、ゴルフⅤは純正ホイールのクリアランスやオフセットの余裕という意味で厳しい車であることも確かなので、ブレンボなどの大型キャリパーに入れ替える際には色々とデメリットもでてきます。ちょっとだけ制動力を上げたいというレベルであればローター攻撃性が低いスポーツパッド、例えばフェロードのDS2500もしくはDSパフォーマンス、i Sweepの2000番台などがお奨めです。
キャリパー交換までとお考えの方は、可能であれば7.5J17インチホイールでも入り、メンテナンス性もいいCOX4モノブロックポッドキャリパーの検討や、前後バランスを考えてリアのブレーキキットの同時購入をお奨めします。ブレンボの制動力は素晴らしいのですが、如何せん対応ホイールがはみ出し気味になるので何かと面倒です。
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