スタンフォードルアーズ スモーキンシャッド(SSS)の初期型と後期型
相変わらず私のタックルボックスには大量のスタンフォード製クランクベイトが入っていますが、今回は特に使用頻度の高いシャロースモーキンシャッド、通称SSSを紹介したいと思います。以下の画像が霞ヶ浦水系でシャロースモーキンシャッド使用する時に頻度の高い2カラーです。
上がサワーアップル、下がブラウンエッグシェル/オレンジベリーです。色の使い分けはローライトや濁りではサワーアップル、それ以外はブラウンエッグシェル/オレンジベリー(所謂ボーンカラーですね)やブルーシャッドやマスタード/ルートビアを私は好んで使っています。
シャロースモーキンシャッドは長い事使っていますが、本当によく釣れるクランクベイトだと思います。振り幅の大きいワイドウォッブルで流行のハイピッチアクションではありませんが、霞ヶ浦水系や濁りの入ったあらゆる水域でバスを連れてきます。経験上活性が高い時よりも低活性時に効果が高い気がしていますが、高活性時も普通に釣れるので外しがないクランクベイトです。逆にこれで釣れてもバスの状態が分からないので、次の展開が難しいという贅沢な悩みが出てきてしまうのですが。。。
実はこのシャロースモーキンシャッドにはリップ形状が違う初期型と後期型があるんです。結構知られていない事実ですが、おそらくこれはSSSが有名になったきっかけがBASSERに連載されてその後単行本になった「秘密のクランクベイト」で、この記事が連載される前(日本でのブーム前)にリップ形状が変わっていることが原因なんだと思います。さすがに初期型はもう手に入らないのでバラしてしまいますが、以下の写真が新旧のリップ画像です。
分かりますかね?^^; 左のボーンカラーの方が旧型リップ、右が現行の新型リップです。現行リップも十分アクションは良いのですが、実はこの旧型リップのほうが僅かにワイドでアクションのキレも良いのです。私も旧リップのサワーアップルは一個しか持っていなかったのですが残念ながらロストしてしまい、現在の手持ちはブラウンエッグシェル/オレンジベリー三個とブルーシャッド二個のみとなってしまいました。
現行リップはシャローセダーシャッドと同じ物を使っているようなので、生産合理化のために旧リップは廃止になったんだと思います。何個単位ならこの旧リップ作ってくれるのかな?と本気で発注を考えていたりする今日この頃です。
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