最強のピッチングロッド、ノリーズ ロードランナーVOICE 630MH
ノリーズ ロードランナーVOICEシリーズのピッチングロッドと言えばまず最初に思い浮かぶのは630MH(COVER TEXAS & VEGITATION WEEDLESS)でしょう。今でこそ680MH(LIGHT PITCHING RESPONCE) や680H(PITCHING RESPONCCE)なども選択可能ですが、葦際をハイスピードでピッチングしていき、カバーからバスを引きずり出すパワーとトルクはジャングルスティックを例外とすれば630MHが一番優れていますね。私は630MHにはハイギアリール、シマノ メタニウムMg7との組み合わせで使用していますが、このようなハイギアリールで強引に巻き取ってもバスがバレたことはほとんど無いですね。
このロードランナーVOICE 630MHの一番の長所はカバー周りでのジグ&テキサスに求められる性能を高い次元で満たしていることでしょう。3/16oz~1/2ozのラバージグや1/4oz~1/2ozのテキサスリグの操作性に優れているだけでなく、硬くパワーがあるだけのジグロッドとは違いバスにジグを食い込ませる適度な弾性と、カバーからバスを引き離す瞬発力のあるブランクスは他に比べるものが無いくらいです。
唯一対抗できそうなのは私が知る限りはGルーミスのGLXブランクくらいでしょうね。GLXブランクはロードランナー以上の感度を誇り非常に軽量で優れたブランクですが、ジグを扱うのに適したトルクはGLXよりもロードランナーのブランクの方があるように思えます。
私の場合はジグ&ワームだけでなく、ノリーズ ワサビーやホプキンスなどのメタルジグなどの使用の際もジャーク(リフト)にキレを持たせる為に630MHを使ったりしますね。同じくNシステム時代からあるスローロールの名竿、ロードランナー6100Hの代役としてスローロールをこなす器用さも備えています。「ある用途に特化していながらバーサタイル性能も高い」ロードランナーシリーズを代表する一本と言えるでしょう。ピッチングの精度を上げたい方、これから練習したいという方には自信を持ってお奨め出来ます。
NORIES(ノリーズ) ロードランナー・ヴォイス 630MH
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