東京モーターショー2007(その5) 至上最強のポルシェ911、997GT2とカイエンGTS

サイトマップ



最近の記事

Google
 

« 東京モーターショー2007(その4) フォルクスワーゲン ティグアン右ハンドル仕様 | メイン | 東京モーターショー2007(その6) BMW135i 右ハンドル仕様!日本発売か?  »

2007年11 月18日 (日)

東京モーターショー2007(その5) 至上最強のポルシェ911、997GT2とカイエンGTS

ポルシェ911GT2の価格

まずはこれ、ポルシェ911GT2のお値段。至上最強ポルシェ911価格の方も最凶です。

それにしても0-100km/hが3.7秒とは・・・凶悪なスペックですな。

フランクフルトモーターショーでワールドプレミアされたばかりのポルシェ911GT2が東京モーターショーにもやってきました。ポルシェブースは凄い盛況で写真を撮るのも一苦労でしたが、人の多さが車の人気なのかコンパニオンの人気(スペースに対して人数多目)なのか良く分からない感じでした。

ポルシェ911GT2画像

ポルシェ911GT2のフロントです。お姉さんが解説しているのはGT2ではなく隣にあるカイエンGTSだったりします。この角度から見るとフランクフルトで公開された真っ赤なGT2と比べると迫力というか、威圧感はさほどない感じでした。

ポルシェ911ターボが代を重ねるごとに高性能になりつつも高級車化しているのに対して、ピュアスポーツとしての911を前面に押し出したモデルとしてGT3が存在しますが、何もかもひっくるめて問答無用の最強ポルシェがこのGT2というモデルになります。今回はGT3も先代と比べ乗りやすくなっているとのことですが、先代GT2は「ウィドウメーカー=未亡人製造マシン」という不名誉な称号を与えられてしまうほどに危険なマシンだったようです。

今回もGT2はRRレイアウトに530馬力ものパワーをのせちゃっています。ポルシェ自身が911の最終形態を四駆と定義し、ポルシェターボの四駆システムも大幅に進化しているというのに、ピークパフォーマンスのために軽量化・RR化しているのでしょう。軽量化のためにリアシートも取り外され、フロントシートの重量などもグラム単位で削り込んでいます。2600万円をポンと支払える人の中でGT2を乗りこなせる人がどれだけいるんでしょうかね^^;

ポルシェ911GT2フロントスポイラー画像

真正面から見るポルシェGT2はぱっと見GT3に似ていますが、フロントエアダムの辺りのデザインは微妙に異なっています。RR911特有の高速域でのフロントリフトを押さえるべくGT3にも採用されているボンネット前部のスポイラーも普通のモデルでは無い証となっています。格好良いですね・・・。GT-Rもいずれこのようなオーラを携えるモデルになれるでしょうか。

ちなみにGT-Rのニュルブルクリンクベストタイムは7分38秒でポルシェターボ(997)だけでなくGT3をも凌駕するタイムを叩き出しましたが、このGT2は更に6秒も速い7分32秒とのことです。このタイムより速いのはカレラGTM3GTRマクラーレンF1 GTR(レース車両ベースでドライバーはミカ・ハッキネン)などの特殊な車ばかりです。ちなみにミカ・ハッキネンがマクラーレンF1 GTRで出したタイムは7分11秒・・・。ちなみにコースレコードはニュルブルクリンク1000キロレースのフリー走行中にポルシェ956(完全なレース車両)が出した6分11秒33です。

ポルシェ911GT2とPCCB画像

ブースのレイアウト上、中々いい角度で写真を取れなかった為、こんな感じ後ろに回りこんで撮った写真です。手前に見えるのはブレーキフェチには垂涎の品、ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)です。なんとGT2にはPCCBが標準装備とか。ブレーキ単体でもオーラを放っていました(笑)。

ポルシェ911GT2リア画像

ポルシェ911GT2のリアビューです。ターボ同様グラマラスなワイドボディですが、付いている羽はターボの控えめな物と比べるとかなり強烈です。この下には530馬力を叩き出す宝石のようなエンジンが納まっているはずですが、残念ながらエンジン本体は拝めませんでした。この新型エンジンはエクスパンション・インテークシステムという解説を読んでも難解な、高度な吸気制御チューニングを施されたシステムを搭載しています。この効果もありGT2の燃費は思いの他いいとのことです。

この先進の吸気システムが素人にも凄いと分かるのが、GT2のエンジンがこのエクスパンション・インテークシステムの採用により最大で吸気温度を20度ほど下げることが可能になっているということでしょう。このシステムのアーキテクチャは従来の吸気システムの法則を逆手にとった独創的なもののようで(内容はちゃんと理解していないけどね)、この辺りの技術開発力はさすがポルシェといった感じですね。

カイエンGTS

最後はおまけ?のカイエンGTSです。GT2とは打って変わって、ポルシェが商売根性丸出しで出してきたカイエンSターボルックバージョンです。確かに格好は良いが・・・。

正直言うとカイエンGTSよりも、この車のデモンストレーションで出てきたコンパニオンのお姉さんの中の一人が気になってしまい、車のほうは真面目に見ていません(汗)。登場の仕方からしてエース?(笑)ぽいですが、この話題は後ほどまとめてお送りします^^;

関連記事:ポルシェ911(997) GT2 発表
参考記事:市販でもっともパワフルな911ポルシェ登場
参考記事:東京モーターショー2007 ポルシェ 911GT2
参考記事:ポルシェ、「ニュー911 GT2」530馬力で登場

コメント

この記事へのコメントは終了しました。