ルイス・ハミルトン、F1中国グランプリで痛恨のリタイア

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2007年10 月 7日 (日)

ルイス・ハミルトン、F1中国グランプリで痛恨のリタイア

上海インターナショナル・サーキットで行われているF1第16戦中国グランプリにおいて天才ルーキー、ルイス・ハミルトンがポールポジションからスタートしたものの、スタート時から履いていたインターミディエイトタイヤが限界にきたところでピットロードに入ったところ、曲がりきれずグラベルに突入。マシンが浮き上がってしまい走行不能となり、リタイアとなってしまいました。

F1史上初のルーキーワールドチャンピオン、また黒人ドライバー初のワールドチャンピオンがかかっていただけに非常に残念です。それにしてもマクラーレンのピット作戦には疑問が残りますね。作戦ミスというより、明らかにピットインするタイミングが遅すぎました。一度目のピットストップでドライタイヤに変えなかった判断はその後の天候を考えると微妙なものがありましたが、二回目ピットイン時のピットロード進入時にはすでにリアのタイヤは構造体がむき出しで、まともに走行できない状態になっていましたし・・・。せめて一回目でタイヤを同じインターミディエイトに交換していれば、このような事態にはならなかったでしょうねぇ。先週の富士でのアロンソといい上海でのハミルトンといい、ここにきて今期初のリタイアとは中々ドラマチックな展開ですな。

レースはそのままライコネンが逃げ切り今期五勝目。アロンソが序盤マッサをパスして同じく逃げ切り二位を確保したため、ハミルトンとのポイント差は12から一気に4に縮まりました。レース後の記者会見ではアロンソから「(ハミルトンとの)マシンのパフォーマンスは同じなので・・・」というような微妙な発言も・・・。ロン・デニスだけでなくメルセデス陣営からも批判を受けた事で引き下がったのか、単なる嫌味なのか良く分かりませんね。

何はともあれ最終戦のブラジルグランプリが楽しみになったことだけは確かで、ドライバーにとっては体力的に厳しいと言われる「反時計回り」サーキットでのレースを制するのは誰か、見ごたえのあるチャンピオンシップ争いになってきました。

関連記事:雨の富士でルイス・ハミルトンがチャンピオンシップに王手
参考記事:【F1 第16戦】 中国GP 決勝結果
参考記事:F1中国GP、大波乱でフェラーリ逆転優勝!
参考記事:ルーキーチャンピオン王手のL.ハミルトン「ベストを尽くすよ」

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