石川エンジニアリング i SWEEP
先日VW GOLF FAN Vol.12が発売されましたが、その中で標題にある石川エンジニアリング i SWEEPの記事が出ていましたね。
i SWEEPは今回確か二回目の紹介だったかと思いますが、以前の記事の中で気になった「前後バランスを考えた摩擦材」という観点と、ゴルフの特性を考えたきめ細かいラインナップ設定に興味を持っていました。実はブレンボに決める前にこちらも気になっていたんですよね。
今回のi SWEEPラインナップはダストが目立ちにくく一番純正に近いIS1500、純正よりちょい効くけどスチール系が入っていない(もしくは非常に少ない)IS2000、ロースチール系のIS3000、IS3000の高温仕様であるIS3500、レース用のIS4000と・・・ビジネス的に大丈夫なんだろうかと心配になってしまうくらいの品揃えです。IS3500以上はハイスチールなので一般的な用途(=街乗り)には向いていないでしょうね。
感心なのは所謂「純正より効くスポーツパッドだけど、サーキット行くにはちょっと物足りない」というゴルフⅤ GTIでは需要が多いであろうクラスに、IS2000とIS3000というスチール含有率を変えたタイプを用意していることだと思います。特にIS2000は摩材の配合でローターへの攻撃性、鳴きに対する対処などしてあるそうですので注目のモデルですね。
関連記事:ゴルフⅤ GTIの純正ブレーキ
コメント