若者向けのボルボ? VOLVO C30
職場に車好きな人が2人ほどいるのですが、最近この二人とたばこ部屋談義で話題になったのがこの車、VOLVO C30です。過去には釣り用に850の購入を考えたこともあったのですが、フォードによる買収以降魅力的な車が少なくなったことと、日本国内の良質なディーラーを強引に切り捨てる政策(最高裁で敗訴)、悪質なリコール隠し問題に憤慨していたことなどもありVOLVO車には全般的に興味が薄れていました。そんな訳で今回のC30も大してチェックなどしていなかったのです。ただ上記の2人のうちの1人が購入を考えているというので今回軽く調べてみました。
VOLVOの新しいコンパクトクーペであるC30はおよそ20年前に登場した480シリーズ以来ボルボにとって久々のコンパクトクーペです。ボルボというと近年特にフォード傘下に入って以降、比較的丸みを帯びたデザインになってきたとはいえ、やはり角ばったスクウェアなデザインの堅牢なボディというイメージありますよね。ただ、この480シリーズというのは今見ても中々スタイリッシュなデザインで、なんとライトはリトラクタブルです。リトラクタブルのボルボなんてこのモデル以外に無いんじゃないかな(違っていたらスイマセン)。480はオランダのネッドカーで作られた車でしたが今回のC30にはこの時のメンバーが参加しているとのことで、野心的なデザインはこの人達の影響があるのかもしれませんね。もっともボルボのシャーシ部門は今は総入れ替えで昔のエンジニアはいないようですが。。。480はヨーロッパでは大分人気が出たモデルだったようですが、日本じゃほとんど売れなかったようです。
で、本題のC30ですが。C30も480シリーズ同様、デザイン面でもコンセプトでも中々野心的な車に仕上がっています。なんせC30のキャッチフレーズは「LOVE&HATE」(好きか嫌いか)だそうで、デザイン面でも現行ボルボの中で最もコンパクトなモデルにも関わらず前後フェンダーの張り出し量が最大であったり、後方から見るとまるで凸のように見えるリアゲート、ホットハッチ or クロスオーバーモデルにも見える独特の雰囲気など、よくよく見てみると中々面白いモデルだと思います。インテリアは流行のスカンジナビアンな雰囲気ですが、昔の質実剛健な時代のボルボと比べると味が無いというか、デザインに統一感がないですね。
気になるエンジンバリーションは日本国内では可変バルブ機構を備えた5気筒20バルブNAエンジンを中心にターボモデルも発売されるようですが、ヨーロッパではこれに加え1.6リッターの4気筒モデルやディーゼルエンジンモデルも存在するようです。今更なんですが、ボルボって未だに5気筒モデル作っていたんですね(;^_^A プラットフォームをかなり共通化(フォードグループ)していると聞いていたのでとっくに無くなっているものだと思ってました。日本国内モデルは下記の通り。
C30 2.4i Aktiv ・・・・・ 2.4リッター 5気筒20バルブ 170PS
C30 2.4i SE ・・・・・ エンジンはAktivと同じ。Aktivとの差異はレザーシートやウッドパネル、レインセンサーを装備していること。
C30 2.4i T-5 ・・・・・ 2.5リッター 5気筒20バルブ ターボ 230PS
価格は各々285万円・348万円・387万円から。どのモデルも数字上は中々パワフルですが、2.4NAモデルのエンジンは思いの他パワー感が無いとの話も・・・。スポーティなモデルが欲しいのであればターボのT5でしょうかね。相変わらず独特の5気筒サウンドがするのかな。。。
サスペンションは
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